「湘南スケッチブック」
作詞：荒井淳
作曲：小林淳一
小雨に濡れたアジサイの色は
心にしみるようなプルシャンブルー
ひざに広げた スケッチブック
あざやかな襟元を写してる
小さな電車の窓から見る
海に浮かぶ恋人たち 波が寄せる
ベンチに並んだ 年老いた二人
肩を寄せる姿がいとしいね
子犬を連れた 長い脚の少女
マリーナのカフェに吹く風 パームツリーのグリーン
泡立つグラスを 透かして見てた
電話にはでないの やさしい人
大きく揺れるモノレール
額をぶつけた二人を 誰か笑う
少しだけにじむ 二人の顔 思う色に染まるまで
締め切りのない僕のスケッチ 何度も描き直すから
江の島キャンドル黄昏の
空に浮かぶ船のようだね 星に届く
淡い絵の中の 二つの影 もう少し近ずくまで
締め切りのない僕のスケッチ 何度も描き直すから
締め切りのない僕のスケッチ 君がうなずく時まで